イザという時に応急処置の基礎知識!自転車通勤・通学の楽しみ方

マウンテンバイクに乗っていてケガをした!

街の中であれば、すぐに救急車を呼んで病院へ行くことができますが、山を走っているときにはそうはいきません。

自転車に積んであるものでできる、トラブル対処法を覚えておくと安心です。

骨折では、患部を動かないように固定することが必要になります。

木の枝や携帯用の空気入れなどを副木の代わりにして、包帯で固定します。

三角巾の代用品として使えるのが、予備のチューブです。

腕が体の前に固定される位置で、チューブを巻き付けます。

虫さされやヘビに噛まれた時のために「ポイズンリムーバー」という毒の吸出し器具を用意しておきましょう。

これは、針のない注射器のような形をしていて、噛まれた部分に当ててポンプを引くと毒を吸い出すことができます。

ポイズンリムーバーを持っていない時には、指先で患部を強くつまんで毒を絞り出してください。

毒虫やヘビの事故はとても危険なので、応急処置をしたら一刻も早く病院へ行くことが重要になります。

熱中症の時は、日かげに移動して横になり、濡らしたタオルなどを使って体を冷やし、同時に水分補給をします。

救急の知識を持ち、正しい対処ができれば、ケガやトラブルを最小限におさえることができるので安心ですよ。

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