寒い日の自転車では、手を守ることが最も重要です。
手がかじかんでしまうと、ブレーキ操作にも影響するからです。
手袋は、保温性の高い自転車用グローブがベストでしょう。
鍵の開閉など、手袋をしたままでは不便な時もありますよね。
でも、わずかな時間でも手袋を外すのは寒い。
そういう時には裏ワザがあります。
伸縮性のある指先カットの手袋を下にはめてから、いつもの手袋をするのです。
そうすれば、外側の手袋をはずして細かい作業ができます。
ちょっと買い物をしたい時にも便利ですよ。
足元も、手と並んで重要です。
厚手の靴下をはき、防寒仕様の靴を選ぶようにしましょう。
手首と足首に巻くタイプの使い捨てカイロも、効果が大きくておすすめです。
注意したいのが、厚着をし過ぎること。
手足はしっかり防寒が必要ですが、その他の衣類は少し薄着を心がけます。
そうしないと、走っているうちに暑くなってしまうからです。
汗をかいてそれが冷えると、風邪の原因になってしまいます。
自転車で寒いのは、最初の5分だけ。
マフラーなどを活用して、最初を乗り切れば、後は気持ちよく体が温まってきますよ。