登場した神様を祀る神社!日本神話初級講座

日本神話、急ぎ足で紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

最後にこれまで登場した神々を祀っている神社を紹介しましょう。

◯天照大御神

天岩戸でも分かるように太陽神であり、その後、葦原中国平定や天孫降臨でも分かるように皇室の祖神で、総本山は伊勢神宮、また全国各地の神明社に祀られています。

◯大国主大神

神道におけるお祓い(禁厭:まじないのこと)や医学を広めたことから分かるように国づくりを完成させた神様で、総本山は出雲大社、ほか全国の出雲神社や気多大社など各地に祀られています。

◯伊耶那美命

伊耶那岐命とともに神世7代の最後に産まれ、国産みの女神様として崇められており、兵庫県の伊弉諾神宮や滋賀県の多賀神社などに祀られています。

◯伊耶那岐命

伊耶那美命の夫であり、天照大御神や建速須佐之男命の産みの親である伊邪那岐命は伊耶那美命とともに伊弉諾神宮の他、各地の伊邪那岐神宮などに祀られています。

◯建速須佐之男命

荒ぶる魂を持つ建速須佐之男命はスサノオの名前から分かるように須佐とつく神社で主に祀られている他、牛頭天王と習合したことから全国の八坂神社でも祀られています。

もちろん、これらの神様以外を祀っている神社もたくさんあるので、祀られている氏神様がどのような神様であるのか、知るだけでもきっとご利益に差が出てくるでしょう。

伊勢派だの、出雲派だの、細かいことを気にせず日本神話の世界をお楽しみください。

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