Categories: 日本神話

左の目を洗って産まれた天照大御神!日本神話初級講座

黄泉国から追いかけてきた最愛の女神、伊耶那美命と壮絶な愛憎劇を繰り広げた伊耶那岐命は竺紫(つくし)の日向(ひむか)、阿波岐原(現在の宮崎市阿波岐原と言われています)で、禊(みそぎ)を行います。

ここでも神様、たくさん生まれます。

まず衣を脱ぐと、そこから12柱。川で身を清めると、さらに11柱。

これらの神様の中には底津綿津見神(ソコツワタツミノカミ)、中津綿津見神(ナカツワタツミノカミ)、上津綿津見神(ウハツワタツミノカミ)の海神、三柱もいます。

そして左の目を洗うと天照大御神(アマテラスオオミカミ)、右の目を洗うと月読命(ツキヨミノミコト)、そして鼻を洗うと建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)が誕生します。

最後に生まれた3柱は伊邪那岐から生まれた神様の中でも尊い存在とされ、三貴子(ミハシラノウズノミコ)と呼ばれます。

伊邪那岐は天照大御神に神々が住む高天原を、月読命には夜の国の統治を、そして建速須佐之男命には海原を治めさせるように命じます。

ここまでが天地開闢(テンチカイビャク)から国産み、神産みまでの話。

ここから先は天照大御神と建速須佐之男命による物語となります。

次の物語ではご存じ、天照大御神が天岩戸に隠れてしまう場面が出てきますので、お楽しみに。

関連記事(一部広告含む):

gluck

Share
Published by
gluck

Recent Posts

復縁のためのアファメーションの言葉

恋人や夫婦でも、別れてしまった…

9か月 ago

恋愛成就のアファメーションの言葉

恋愛をすると臆病になってしまう…

9か月 ago

人と出会えるアファメーションの言葉

独身の人、恋人のいない人、『な…

9か月 ago

営業職の方に役立つアファメーションの言葉

どんな仕事でも大変ですが、中で…

9か月 ago

アファメーションで立身出世

会社でただ漠然と仕事をしていて…

9か月 ago

就活に役立つアファメーションの言葉

就職活動を始めるときは、明るい…

9か月 ago