別天津神の助言にしたがって、無事、大八島を産んだ伊耶那美命と伊耶那岐命は次に神々を生み出します。
ここからの物語では神様が大量生産されるので、その後の物語に必要な神様だけを取り上げますね。
大量生産される神様たちは自然を司る神様となりますが、その中で伊邪那美は火の神様、火之迦具土神を産みます。
火の神様なので、伊邪那美は大切なところに大火傷を負って瀕死の病となります。
その最中でも伊邪那美は苦しみながら吐瀉物、排泄物から神様を作り出します。
鉱山の神様とされる金山毘古神(カナヤマビコノカミ)もその1柱ですね。
で、これら吐瀉物や排泄物から生まれた神様がまた神様を産むのですが、さすがに大火傷を負った伊邪那美、病は治らず黄泉国へ旅立ってしまいます。
嘆き悲しむ伊邪那岐の涙から、また神様が生まれます。
伊邪那美の死に怒った伊邪那岐は病の元になった火之迦具土神を剣で斬り殺しますが、その剣に付着した血からも神様が生まれ、殺された火之迦具土神の身体からも神様が次々と生まれていきます。
日本神話、ギリシャ神話や北欧神話に劣らずスプラッター化していきます。
もちろん、日本神話のおどろおどろしさ、ここで終わりません。
まだまだ続きます。
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