Categories: 日本神話

最初は混沌から始まる物語!日本神話初級講座

では、古事記と日本書紀に則って、日本神話を時系列に追ってみましょう。

古事記と日本書紀は細部や名称において違いが見られますが、大筋は同じです。

進行上、古事記と日本書紀の物語が混在しますが、そこは大目に見てくださいね。

さて、世界の始まりですが、ギリシャ神話がカオス(混沌)だったように、北欧神話がムスペルヘイムとニヴルヘイム(火と氷)だけだったように、日本神話も存在のないところから始まります。

「天と地が分かれる以前は混沌としていた。やがてそのなかから、清く明るいものがたなびいて天となり、重く濁ったものが沈殿して地になった。だが天はすぐにできたものの、地は固まるまでに時間がかかった・・・」

日本書紀の序文はこのように書かれています。

この、未だに固まらぬ地から葦の芽のようなものが芽吹き、そこから最初の神様、国常立命(クニノトコタチノミコト)が誕生、次いで国狭槌尊(クニノサツチノミコト)、国狭槌尊トヨクムヌノミコト)の3柱が誕生した、と書かれています。

まあ、大地や中空に油のようなものが浮いて、そこから神様たちが誕生した、とか、国常立命以外、若干、名前が違っている神様が登場した、など、若干の異論はありますが、大筋はこんな感じです。

関連記事(一部広告含む):

gluck

Share
Published by
gluck

Recent Posts

復縁のためのアファメーションの言葉

恋人や夫婦でも、別れてしまった…

6か月 ago

恋愛成就のアファメーションの言葉

恋愛をすると臆病になってしまう…

6か月 ago

人と出会えるアファメーションの言葉

独身の人、恋人のいない人、『な…

6か月 ago

営業職の方に役立つアファメーションの言葉

どんな仕事でも大変ですが、中で…

6か月 ago

アファメーションで立身出世

会社でただ漠然と仕事をしていて…

6か月 ago

就活に役立つアファメーションの言葉

就職活動を始めるときは、明るい…

6か月 ago