北欧神話!やがて、世界は終わりを告げる

神々と対抗勢力の戦いは壮絶を極めました。

最高神オーディンはロキの子供である巨狼フェンリルと戦いますが、この時のフェンリルは上顎が点に届き、下顎は大地を削るというほど巨大化しており、あっさりとフェンリルに飲み込まれてしまいます。

最後まで、あんた本当に最高神?と疑いたくなるような神様ですね。

しかしフェンリルもオーディンの息子ヴィーザル(この神様も本編でほとんど登場せずラグナロクでいきなり大活躍します)によって下顎と上顎を引き裂かられて死んでしまいます。

ロキと巨人族の地を一緒に旅したトールはロキの子供である巨大な毒蛇ヨルムガンドと戦って相打ち、ロキは虹の番人、ヘイムダルと戦ってこちらも相打ちで死んでしまいます。

地獄の番犬ガルムもアースガルドの軍神テュールも息絶えました。

もはやヴィーグリーズに残っているのは炎の国の番人、巨人のスルトしかいません。

やがてスルトは炎の剣ですべてを焼きつくすと、9つの世界は海の中に没していきました。

…世界は終わったのです。

と、これで終わるとあまりに悲惨ですよね。

さすがに北欧神話もこれで終わりではなく世界の再生についても描かれています。

最後に北欧神話における世界の再生を紹介しましょう。

関連記事(一部広告含む):