Categories: 北欧神話

映画に出てくる北欧神話のイメージ

ドイツのワーグナーによる「ニーベルングの指環」も、イギリスのJ・R・R・トールキンによる「指輪物語」も、どちらも北欧神話をモチーフにしており、両者とも民族的には(根源をたどればという注釈つきで)ゲルマン系になります。

ただし、「指輪物語」が「ニーベルングの指環」からインスパイアされたというのは正しくありません。

トールキンは作家であると同時に文献学者、語学研究家であり、古代アングロサクソン語の研究も行っていたので、当然、北欧神話に対する造詣も深かったことから、物語の類似性は必然と考える方が妥当でしょう。

「指輪物語」も「ニーベルングの指環」同様に長編であり、映画となった「ロード・オブ・ザ・リング」三部作は一部にしか過ぎず、案の定、「ホビット 思いがけない冒険」が製作されました。

これもトールキンの原作、「ホビットの冒険」を映画化したものです。

ホビットこそトールキンによる想像の人種ですが、「指輪物語」に出てくるドワーフやエルフは北欧神話に登場してくる人種、さらに魔法使いである灰色のガンダルフはスウェーデンの画家、ゲオルク・フォン・ローゼンが1886年に描いた北欧神話の最高神オーディンにそっくりの外観をしています。

北欧神話、縁遠いと思っても、意外と身近に存在しているものでしょ?

関連記事(一部広告含む):

gluck

Share
Published by
gluck

Recent Posts

復縁のためのアファメーションの言葉

恋人や夫婦でも、別れてしまった…

7か月 ago

恋愛成就のアファメーションの言葉

恋愛をすると臆病になってしまう…

7か月 ago

人と出会えるアファメーションの言葉

独身の人、恋人のいない人、『な…

7か月 ago

営業職の方に役立つアファメーションの言葉

どんな仕事でも大変ですが、中で…

7か月 ago

アファメーションで立身出世

会社でただ漠然と仕事をしていて…

7か月 ago

就活に役立つアファメーションの言葉

就職活動を始めるときは、明るい…

7か月 ago