ギリシャ神話!やがてティタノマキアが始まる

神々の王クロノスと、その息子ゼウスをそれぞれの盟主とした戦い、ティタノマキアはゼウスが姉兄を連れてオリュンポス山に立てこもることから始まります。

なにしろ相手は神々の王クロノスと、その配下タイタン12神、ゼウスと姉兄で勝てる相手ではありません。

といってもタイタン12神がすべてクロノスの味方になったわけでもないのです。

まず、クロノスに催吐剤を飲ませたメティスの両親、オケアノス・テテュス夫妻は中立を宣言してクロノス陣営に参加しません。

さらにタイタン12神の1柱、パラスの妻となっている冥府を流れる川の神ステュクスは夫を裏切ってゼウス側につきます。

ステュクスは中立を唱えたオケアノス・テテュス夫妻の子供、つまりメティスの姉ですが、パラスとの間にできた4人の子供を引き連れてきました。

その4人の子供とは権力の神クラトス、腕力の女神ピア、競争心の神ゼロス、そして勝利の神ニケ。

さらにタイタン女神6柱の1柱、法と正義の女神テミスも息子で賢兄のプロメテウスと愚弟のエピメテウス(パンドラの箱に出てきた兄弟ですね)を連れてゼウス側に参戦します。

強力な布陣となったゼウス側ですが、やはりタイタン12神(もはや12神ではなくなりましたが)の力は強く、双方の争いは膠着状態となります。

そして戦いは10年が続き…。

To be continued.

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