12人の騎士を失ったアーサー王、ランスロットと並ぶ甥の騎士であるガウェインとその息子、ガヘリスとガレスに厳重な装備をさせて妃の処刑の列に加わるように命じます。
しかしそんな辛い仕事はできないとガウェインは断り、ガヘリスとガレスも王妃に対する経緯から武装をせずに列に加わることにしました。
そして処刑の場所へなだれ込んでくるランスロットとその配下。
王妃を助けださずになんのための騎士団か、とばかり、歯向かう者を切り捨てる騎士団。
しかし、その中には無武装のガヘリスとガレスもいたのです。
グイネヴィアを助けだして連れ去る騎士団は喜びの砦という城に籠もります。
悲しみに暮れるアーサー王と、2人の息子を失ったガウェイン。
息子のガレスは誰よりもランスロットを慕っていました。
それまでランスロットとの対立を裂けていたガウェインは一転して復讐の騎士となり、どちらかが倒れるまで戦うことを誓います。
そしてアーサー王とガウェインは大軍を引き連れて喜びの砦へ出向いて行きます。
実力で勝るのはランスロットとその配下。
しかしランスロットはアーサー王の大軍を打ち負かしてこれ以上、王に恥をかかせたくないといって、外に出ようとはしません。
この戦い、一体、どうなるのでしょうか?