ラブコメやソープオペラ調はここまで。
ここからはアーサー王のクライマックス、騎士道精神の山場となります。
妃グイネヴィアと密通を続けるランスロットですが、ランスロットは何度も王や妃を助けていることや剣の達人、アーサー王に対する忠誠心から配下の騎士も多く、アーサー王や甥のガウェインは黙認状態でした。
しかし、それを面白くないと思う騎士もいます。その1人がアグラヴェイン。
彼は王に恥をかかせているランスロットに対して剣では勝ち目がないと諦め、密通の現場に踏み込んで取り押さえることを提案します。
アグラヴェインの提案に押されたアーサー王、その夜は現場を見たくないばかりに夜、鷹狩に出向いてしまいます。
そしてアグラヴェイン以下14名の騎士は密通の現場を取り押さえ、総勢で斬りかかりますが、さすがランスロット、アグラヴェイン以下12名を返り討ちにしてしまいます。
この時、素早く逃げたのがアーサー王の甥であるモルドレッドとガウェインの2人の息子。
そしてランスロットは配下のポールスらと一時、身を潜めます。
さすがのアーサー王も事の顛末に怒りよりも悲しみを覚え、王の威厳を保つためにも妃の処刑をしなければならないと決意します。
妃グイネヴィアは火炙りにされてしまうのでしょうか?
ランスロットはどこに?
以下、次回をお楽しみに!