反逆の罪で告訴された妃グイネヴィア、訴えたマドールとの戦いに代理人のポールスが勝たなければ火炙りの刑に処せられます。そして決闘の時。
ポールスはマドールをまったく寄せ付けず圧勝、妃は火炙りの刑を免れますが、ポールスは鎧も脱がずに立ち去ります。
そう、マドールと対決したのは決闘の朝、ポールスの前に立ったランスロットでした。
ポールスの鎧を借り、決闘の身代わりをして姿を消しましたが、後にポールスは事の顛末をすべてグイネヴィアに話したことから、ランスロットと和解、ランスロットはアーサー王の元に戻ったばかりか、グイネヴィアとさらに深い恋仲になっていきます。
ランスロット、カッコ良くなってきたでしょ?
この後、馬上槍試合の場面とかでも男気ある行動をするのですが、アーサー王物語の結末まで辿り着かないので割愛。
じつは別のエレインが登場、またもやランスロットは慕われてしまい、それに怒るグイネヴィアという図式もあるのですが、さすがにこれもそろそろ飽きてくる頃でしょう?
それにしてもこの2人、しょっちゅう喧嘩していますが、ランスロットの忍耐強さには敬服します。
騎士はやっぱり女性に対してこうあるべき、みたいな姿勢ですね。