反逆の罪に問われる妃グイネヴィア

聖杯探索から戻ったランスロットは再びグイネヴィアとの密会を続けますが、同時に騒動鎮圧を婦人たちから頼まれると人がいいランスロット、勇んで鎮圧のための戦いをします。

またもやランスロットの人の良さに怒るグイネヴィア、ランスロットを宮廷から追い出すと、ランスロットへ当てつけのように他の円卓の騎士を招いて宴をします。

しかし、この宴の最中、騎士団に恨みを持つ者が毒りんごを仕掛け、円卓の騎士の1人が死んでしまいます。

当然、疑いをかけられるグイネヴィア。

殺された騎士の従兄弟マドールはグイネヴィアを反逆の罪で訴えます。

法律では反逆の罪を告訴した者と15日以内に決闘を行い、勝って無実を証明しない限り火炙りの刑に処せられます。

王妃も例外ではなく、決闘の代理人が必要となりました。

王妃はランスロットと仲が良かったポールスに代理人を頼みますが、ポールスは「この戦いは名誉のあるものではないけれど、名誉に関係なく代理人を行う男がいたはず。しかしその男は王妃自ら追い出したではないですか」とグイネヴィアを責め、一度は代理人を断ります。

しかし、アーサー王自らポールスに代理人を頼んだため、ポールスは仕方なく引き受けました。

その決闘の朝、ポールスの前に1人の騎士が表れます…。

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