「星空案内人」の資格について、詳しいことをまったく書いていないことに怒られそうなので、きちんと説明しますね。
資格の名前からロマンチックなもので、つい。
主催する団体はNPO法人の「小さな天文学者の会」から発展した星空案内人資格認定制度運営機構です。
「星空案内のボランティア活動を行うなら、まずこの資格(星空案内人のことですね)から、と言われるようになりたい」という、きちんとした志を持っている団体なので、認定までの道のりもけっして安易ではありません。
最初に講習を受けて認定されるのは星空案内人(準案内人)で、これは間口を広げる意味で簡単に認定されますが、カッコが取れた星空案内人の認定になると実際に天文台でボランティア活動をしながら実技を身につけ、最終的には星空案内の実際という実技に合格する必要があります(機構ではこれを「路上試験」と呼んでいるそうです)。
夜のデートなら準案内人で十分ですが、やはり特別授業などで講師を務めるならば正式な星空案内人にならなければダメですね。
ちなみに講習は日本各地のさまざまな団体が行っている星空や宇宙に関する講座、講習の中で星空案内資格認定制度として開かれています。
この資格を受けたい人は、まず近くの天文学に関する講習会を探しましょう。
星空案内人資格認定制度のサイトでは講習を実施している場所が明記してあるので、それを参考にしてください。