夜空を見上げるだけの資格、「花火鑑賞士」以外にもあります。
一般財団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「夜景鑑賞士」もそのひとつ。
一応、夜景を観光資源として捉え、地方自治体や旅行代理店、ホテルやレストランなどで活躍できる可能性があるとは謳っていますが、やはりこれも自己満足の世界、「夜景の魅力を知り、知識を深めることで生活に潤いをもたらしつつ」と、きちんと説明しているところに好感が持てます。
ただし2級、3級はWEB試験となるのでそれほど難しくはありませんが、1級になると会場に出向いて筆記試験をしなければなりません。
この1級に晴れて合格すると夜景マイスターの称号が与えられます。
検定問題の一部を紹介しましょう。
Q:伸びやかな道路照明と大湊湾に切り取られた形態から「アゲハチョウ」と呼ばれる基調な夜景が楽しめる山は?
1.青森県・釜臥山
2.岐阜県・池田山
3.大阪府・五月山
4.岡山県・鷲羽山
世界遺産検定の問題のように、回答にマヌケな答えがないのでかなり夜景知識がないと正解が得られません。
なかなか難しいですね。
一応、問題は夜景鑑賞士検定の公式テキストから出題されるので受検する人は必読です。
夜のデートに夜景鑑賞が欠かせぬことを考えると、この資格、かなり使えるはずです。