睡眠、ダイエットとキャリアアップにつながりそうな資格を紹介してしまったので、本来のあまり社会の役には立たないけれど、ユニークな資格に戻りましょう。
まず紹介するのは夏の夜空を彩る艶やかではかない花火。
もちろん打ち上げる方ではなく、花火師のサポーターとなる「花火鑑賞士」の資格です。
認定するのはNPO法人の大曲花火倶楽部で、試験会場に言って実際にオリエンテーションと講習を受講後、筆記とVTRによる花火鑑賞の実技試験が行われます。
認定されると日本花火鑑賞士会へ任意で参加できますが、この会の概要には「~専門知識を得たりすばらしい花火文化に触れて感動したりする、いわば自己表現のためのツールという~」と、自己満足であることを(もちろん、本文内では花火文化の啓蒙活動にも触れていますが)堂々と宣言する潔さがあります。
講習内容は花火の概要と歴史に始まり、花火製造法と打ち上げ方法、花火の分類と種類や花火鑑賞のポイントと全国の花火大会まで学ぶことができ、最後に鑑定士認定試験となります。
この花火鑑定士に認定されれば、やたらと「たまや~!」などと叫ぶ御仁に対して、今のは「かぎやですよ?」なんてクールに対応もできるでしょう。
それにしてもVTR見ながらの実技試験ってどんなことをやるのでしょうか?
想像するだけでワクワクしてきますね。