歴史の検定で権威あるのが歴検

銭湯検定を受けるために銭湯のことをいろいろと勉強すると、日本の風俗(いわゆるアカデミックな部分でエッチ系の同義語ではなく)が垣間見えて面白いのですが、歴史の資格になるとこれもまた、山のようにあります。

メジャーな資格ならば歴史能力検定協会が行っている歴史能力検定(そのまんまですね)、通称、歴検。

歴史が面白いから取る、という単純な資格ではなく社会的にも認知されている検定で、2級以上の合格者は文部科学大臣が実施する高等学校卒業程度認定試験で日本史B、世界史Bが免除になったり、国土交通大臣が実施する通訳案内士試験の筆記試験科目、日本歴史が免除されたり、と実際にかなり役立つ場面もあります。

といっても2級に合格するのはかなりの歴史好きでなければ無理でしょう。

2級のレベルは「高校で歴史が得意科目」であり、「教科書の内容だけでは物足りない」ぐらいに感じていて、「歴史にはかなり詳しい方だと思う」という自信過剰程度まで達していなければ合格は難しいといえます。

ちなみに5級は小学校の歴史の授業程度とか。

それくらいなら自分でも取れそう、と思う人、ぜひ挑戦してみてください。

なめてかかると大恥をかきます。

5級でもけっこう、難しいんだから。

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