東京シティガイド検定なんていうのも2020年の東京オリンピックに向けて役に立ちそうですね。
江戸時代から現代の東京までの歴史をどれくらい知っているかという検定で、年に1回、検定試験を行っています。
主催しているのは公益財団法人の東京観光財団で、検定に合格すると認定証が貰えます。
他に特典はないのかって?
ありません(キッパリ)。
東京の施設の入場料が割引になるとか記念品が貰えるとか、ちょっとした嬉しい特典も用意されていません。
純粋に自己満足の検定ですね。
ただし、この検定に合格した人たちがNPO法人の「東京シティガイドクラブ」を結成していて、東京に訪れる観光客のボランティアガイドを行っているほか、研修やセミナーを開催しています。
このボランティガイドに参加できることが大きな特典でしょうか。
かなり本格的な活動で、32のモデルコースを設定してガイドしたり、少人数グループの修学旅行生を案内したり、特別な場所のリクエストにオプションで応えるなど、その内容は多岐に渡っています。
この検定はもちろん東京在住者でなくとも受検できます。
旅行者を引き連れて東京の街を案内すれば感心されること間違いなし、ちょっとした江戸っ子気分を味わうことができるでしょう。