ちょっと変わったプロの職業、もう少し紹介しましょう。
たとえば占い師。
四柱推命の細木数子や占星術の鏡リュウジ、タロットの桜井美帆など、当たるという噂になればマスコミで活躍することも夢ではありません。
これらの占い師、基本的には組織に属さずプロとして活躍していますが、実際に占い師と名乗るのに資格は必要としません。
とはいえ、自称「占い師です」と言ったところで実績がなければ誰も相手にしてくれません。
もちろん類稀な超能力を持ち、予知や透視ができるようであれば実績なんて関係なく大人気を集めることができますが、残念ながらこれまでの人類の歴史上、そういった能力を持った人は表れていません。
抽象的、霊的な表現を用いてカリスマ的存在になるのも構いませんが、そうなると占い師というよりインチキ新興宗教とか他人の守護霊とか前世を勝手に決めちゃう人になりかねないので注意してください。
占いには基本的に方程式が存在しています。
占い師になるためには、各占いの基本的な知識と運命の算出方法をきちんと勉強し、説得力を持たせる必要があります。
私は霊感が強いから占い師になる!などと言いながら水晶玉をいじくっているようでは占い師になれないことを肝に命じておいてくださいね。