テレビ媒体がバラエティ番組ばかりになり、出演者はお笑い芸人が重宝されるようになりました。
テレビを見ている限り、日常の延長みたいな会話しかしないから簡単そうに見えるのでしょうか、お笑い芸人を目指す若年層が増えています。
ミュージシャンやアクターと同じように、基本的には人を笑わせる才能さえあればマスコミで必ず活躍できますが、人の数だけ笑いの種類があると言われているように、笑いに関しては万人が認める才能は存在していません。
まずは人前に出て恥ずかしい思いをする度胸があるか、という点がプロ資格の第一歩と言えます。
実際にお笑い芸人として活躍することを目標とするならばライブ活動を行う他、芸能プロダクションが運営する養成学校に入ることが近道といえるでしょう。
その代表例が吉本総合芸能学院、通称NSCですね。
大阪校の一期生はダウンタウンやハイヒールなど、その後に大活躍するお笑い芸人を輩出しています。
現在は大阪校だけでなく東京にも設立しており、2004年にはオリエンタル・ラジオ、2006年には渡辺直美が出てきました。
当然のことですがNSCや他の養成学校に行ったからといって必ずマスコミに登場できるわけではなく、1度もお笑い芸人として認知されずに消えていった人は星の数ほどいます。
お笑い芸人、見た目ほど簡単ではないことを肝に命じておきましょうね。