プロ雀士の資格

盤上の戦い、プロと呼ばれるのは将棋や囲碁だけではありません。

麻雀にもプロ雀士がいます。

かつて麻雀は金を賭けるゲームということで競技性よりも博打性が重視され、万人から認められる競技ではありませんでしたが、最近は金を賭けないで点数だけを競う健康麻雀やネットで不特定多数と競技を楽しむネット麻雀などの普及により、ダークサイドの部分が払拭されつつあります。

本来、プロ雀士も麻雀普及を考えれば将棋や囲碁ほどではないにしても統一された協会を軸に明確な段位を設けるべきなのですが、現在のところ、各団体が乱立して、その団体が主催するプロテストに合格すればプロ雀士になれるシステムになっています。

ちょっとプロレスっぽいですね。

現在、6団体あり、それぞれの名称を記すと、日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、最高位戦日本プロ麻雀協会、麻将連合~μ~、101競技連盟、RMUで、最初の3団体はともかく、残りの3団体、名前までプロレスっぽいです。

各団体でそれぞれ段位を認証しているので、段位による実力には大きな差があります。

団体に加盟しているからといって将棋のように給料が出るわけではないので、団体が主催する大会やオープン競技に出場して賞金を得ることが収入源となります。

もちろんプロ雀士として生活できるのはほんの一部で、多くのプロ雀士は雀荘に勤務する以外、あまり収入源はありません。

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