プロスポーツの中でも収入面では厳しい状況にあるのがプロボクシングであることを前項で説明しました。
もう少しプロボクシングについて解説しましょうね。
ボクシングにはバンタム級とかミドル級とか、体重別によって試合が行われますが、日本国内の最高峰となる日本タイトルマッチでもファイトマネーは有名選手同士の注目されるカードでも100~200万円程度で、一般的なカードでは100万円に届かないこともあります。
世界タイトルマッチに挑戦するからといってがっぽり儲かるわけではありません。
現在はタレントとして活躍している内藤大助選手が3度目の世界タイトルマッチに臨んだ時、スポンサー集めが難航して記者会見の時に「ファイトマネーはいらないからスポンサーになって欲しい」と懇願した話は有名です。
拳ひとつで世界を獲る!なんて言葉をよく聞きますが、プロボクシングも天才を超えた天才だけが頂点に立てる世界です。
中途半端にヤンチャしている人で、ボクシングに挑戦しようなどと考えていたら、プライドをズタズタにされるので無理せず止めておきましょうね。
ちなみにバラエティ番組ではお茶目な内藤大助さんですが、2004年には日本タイトルマッチ史上で最短の1R24秒KO勝ちという記録を持っています。