プロのスポーツ選手で似たような立場なのがテニスとゴルフ。
基本的にどちらもプロの資格は必要ありません。
テニスは日本テニス協会に申請して認められるとプロテニスプレーヤーとなり、ゴルフは日本ゴルフ協会が主催する資格認定プロテストに合格すると、トーナメントプレイヤーとティーチングプロの資格が与えられますが、極端な話、両方の協会の認定がなくてもプレーで金を稼ぐプロになれるのです。
なぜかといえば、大会に出場して賞金を稼ぐのが両方のプロだから。
大会には必ずオープン競技があります。
これは誰でも出場資格があるからオープンと名称されているわけですね。
もちろん有名無名が一斉に参加したら大混乱になるので、実績のない選手は地区予選や本予選の予備予選に勝ち上がり、初めて本戦予選に出場できることになります。
この本戦予選には本戦に出場資格を持たないプロ選手も多く出場してくるので実績のない選手が勝ち上がるのは大変なことですが、時々、無名選手が勝ち上がってきて本戦で注目されることもあります。
ちなみに国内でもっとも大きな大会はテニスの場合、楽天ジャパンオープンテニスで優勝賞金は約3,200万円、ゴルフの日本オープンは優勝賞金が約4,000万円となっています。