ライターと並んですぐにプロと名乗れるのがカメラマン。
どちらもフリーランスで通用する仕事ですね。
ただし紙媒体の時代はライターよりもプロになるのが難しい職種でしたが、WEB媒体が増えたこと、カメラがデジタル化されたこと、写真のアプリケーションが発達したことによって以前ほど職種につくのが難しくなくなった反面、カメラマンとしての本格的な仕事は減っています。
とくにWEB媒体では写真のサイズが小さい上、写真は情報を伝える手段となっていることが多いので、カメラの知識と写真アプリの操作ができればプロのカメラマンを雇わなくても編集者が撮影すれば間に合ってしまうケースが多々あります。
それでもプロのカメラマンを目指すなら売り込みが必要でしょう。
自分が得意とする分野を作り、写真のストックを溜め、WEB上で写真素材として販売しても構いませんし、注目度の高い写真素材サイトへ売却するという方法もあります。
また写真のストックが溜まったらオリジナル色の強いサンプルだけを集めて編集プロダクションへ営業をかけるというのも有効な方法です。
プロのカメラマンも実績次第では紙媒体で著名人のポートレートを撮影したり海外でのスナップを依頼されたりします。
カメラマンは初期投資も高額になり、仕事も少なくなっているので状況は厳しいですが、写真がある限り職業として成り立つことは間違いありません。