フード系の民間団体による資格、まだまだあります。
民間団体が指定した短大や大学の必須科目を修得しなければ得られないのがフードスペシャリストとフードサイエンティスト。
フードスペシャリストは公益社団法人の日本フードスペシャリスト協会が実施、フードサイエンティストは食品科学教育協議会が実施しており、どちらも難易度は高いのですが、得られる資格は仕事に十分役立つ内容となっています。
フードスペシャリストのサイトに行くと「フードスペシャリストは(新しい食の資格のような)インスタント資格ではない」とことさら強調しているところに強い自信のほどが伺えますね。
で、日本フードスペシャリスト協会が言うところのインスタント資格的ハードルの低さを感じさせるのが社団法人の日本フードアナリスト協会が認定するフードアナリスト。
食の分析家、みたいな資格ですね。
システムはフードコーディネーターとよく似ているのでお金さえかければ難なく上級試験までクリアできます。
これら以外にもインスタント資格から本格的な資格までありますが、資格の数ほど需要があるわけではありません。
フード系の資格を取って仕事に活かそうとするなら、食材を作る現場から食材を調理する厨房までしっかり見て、知識だけにとらわれない視野を持つことが大切になります。
くれぐれもお金を溝に捨てるような資格の取得は止めておきましょうね。