民間団体によるフード系の資格、他の分野と同じように群雄割拠、各団体がひしめきあって認定を発行しまくっています。
現在、知名度の高い民間団体による資格のひとつがフードコーディネーターでしょうか。
NPO法人日本フードコーディネーター協会が実施している検定で、「食をテーマに『ヒト・モノ・コト』、そして『情報』をトータルにプロデュースする食の専門家」を目標値に置いています(って、なんだかさっぱり分かりません)。
とにかくフードコーディネーターになるためには文化や科学、アート・デザイン、経済・経営の食に関する知識が必要とされるそうで、3級からステップアップ、1級まであります。
ちなみに3級取得者は約2万6千人突破しており、ハードルの低さを物語っています。
協会の会員になれば人材交流が広がるだとか、教材が1冊3,000円だとか、入門編の3級検定受検料が11,000円だとか、NPO法人の割には商売上手だね、と感じる部分が多々ありますが、食をトータルに考えたいという人には最適な資格といえるでしょう。
それにしても食に関するという4つのテーマ、これだけを専門に勉強している人もいるのに、どれほどの情報量を必要としているのか気になるところです。