ちっともバーテンダーの資格に話が進みませんね。
ではN.B.A.(日本バーテンダー協会)が行っている検定試験、今回はきちんと説明しましょう。
資格認定は3種類あります。
もっとも低いランクがバーテンダー、次いでインターナショナルバーテンダー、最高の称号となるのがN.B.A.認定マイスターバーテンダーです。
バーテンダーは筆記試験のみですが、インターナショナルバーテンダーになるとN.B.A.会員限定で協会在籍3年以上、実務経験7年以上、さらにバーテンダー検定合格後2年以上経過していなければ受検できません。
一次試験は筆記ですが、二次試験ではフルーツカッティング、ステア、シェークの基本技術が必要になり、それを3人の試験官が合議して採点するという厳しい内容。
このインターナショナルバーテンダーに合格し、N.B.A.在籍20年間継続して、さらに実務経験25年以上になるとマイスターバーテンダーの資格を得ることができます。
バーテンダーは歳を取るほどに貫禄が出てくる職業といえるでしょう。
なにしろ自分より若いやつが酒場の空間を支配しているなんて許せん!というような連中がやってくる場所ですから。
それだけに、マイスターバーテンダーまでの歳まで続けられたら、とても素敵なBAR空間を演出できることは間違いないですね。