3級でも侮れないファッション販売能力検定

一般財団法人日本ファッション教育振興協会が行っている「ファッション販売能力検定」は販売の現場だけでなく、将来、店舗責任者や独立する際にも十分に役立つ資格といえるでしょう。

検定は2級と3級が年に2回、1級は年1回で、それぞれ筆記試験のみ、実技や講習はありません。

受験資格はとくに指定されていないので男性でも受検することが可能です。

また1級を受検するために2級・3級を取得する必要はなく、自信があれば最初から1級に臨むことも可能です。

ただし3級と2級は受検料がそれぞれ5,500円と6,000円であることに対して1級は12,000円であることを忘れずに。

自信のない人はお金を溝に捨てるようなことをせず、3級からステップアップしていきましょうね。

ちなみに3級の問題レベルを過去問題集から紹介しましょう。

セレクトショップ業態に関する文章で□の中に正しい語句を選びなさい、という問題。

「通常、セレクトショップとSPAを比べた場合、MDが構造的に大規模なチェーン展開に向くのは□(ア・前者 イ・後者)といえる」

SPA?・・・MD?・・・。

ファッション系に詳しくない人にはパソコンの記号と同じくらい理解不能に陥ってしまいます。

受検する人、しっかり予習しておきましょうね?

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