まずはファッション系に役立つ資格。
以前、ブティックで客層から高い支持を得ていた売り子さんを「カリスマ店員」などと呼んでいましたが、これは売り子さんの感受性だけがセールスポイントで、誰でもなれるというものではありませんし、またその「カリスマ店員」の感受性が時代の流れに外れてくればまったく役に立たなくなります。
芸能人みたいですね。
「カリスマ店員」は誰でもなれるわけではありませんが、有資格者は誰でも取得でき、しかも浮き沈みがありません。
感受性だけでなく基礎的な販売能力や顧客の心理をつかむ方法まで覚え、自分のスキルを上げたいという人に最適な資格が、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施している「ファッション販売能力検定」です。
3級から1級まであり、基本的なファッション販売知識やマーケティング知識、販売技術などから難易度は上がっていき、ショップマネジメント知識、ブランディングや顧客心理の理解とコミュニケーションなど、将来的に店舗責任者、管理者まで見据えた検定となっていることが大きな特徴です。
自分で独立する際にも十分に役立つ内容といえるでしょう。
単なる「売り子」さんだけ、に留まりたくない人向けの資格です。