ストレスの耐性が弱い人は几帳面な人が多いといいます。
逆にストレスの耐性が強い人は少しいい加減なところを持っている人、ともいいます。
世の中、というか日本はなんでも血液型に当てはめるのが好きなので、ストレス耐性をこれに当てはめてみると、もっともストレス耐性が弱いのはA型となり、ストレス耐性が強いのはB型、と言われています。
確実な統計を取ったデータは見当たらないのですが、それでもこの結果にうなずく人は多くいるでしょう。
結果の例外は数限りなくあって例外ではなくなってしまっているので、ここでは前者を几帳面型、後者をズボラ型と分類、ストレスの耐性について検証してみます。
両者がテストを行い、共に目標を90点としていたのに80点止まりだったとします。
テストが原因、80点がストレッサー、10点足りなかったというのがストレスですね。
ここまでは両者ともにまったく同じ条件ですが、この先のプレッシャーで大きな違いが出ます。
几帳面型は「なぜ10点足りなかったのだろう?」という疑問からスタートしますが、ズボラ型は「10点足りないだけなら上等、自分はよくやった、次は楽勝!」と反省もせず、早くも次のテストに焦点を切り替えています。
几帳面型から見れば腹立たしいことこの上ないのですが、じつはこれがプレッシャーに対する耐性の違いになって表れてくるのです。