ストレスを商品開発という仕事に当てはめてみると

ストレスと上手く付き合う方法の第6条、ストレスは経験値を高めるチャンスだと思え!について、ひとつ例を上げます。

ストレスの仕組みを仕事のプロジェクトに当てはめてみます。

商品開発が原因、コストや納期、クオリティなどがストレッサー、良い商品を限られたコストや納期の間に開発しなければならないというのがプレッシャーとなり、開発担当者たちにストレスを与えます。

一方で、コストや納期も自由で商品開発を行え、というプロジェクトを立ち上げます。

その結果、どちらが良い商品を早く仕上げることができるでしょう?

もうお分かりですね。

当然、ストレスをかけた方が商品開発は早く上がり、しかも高いクオリティを保つことができるのです。

これは音楽や絵画などの芸術についてもいえることで、まったくの自由では創作活動がはかどらないことから、自ら納期やコストのプレッシャー、テーマやモチーフのストレッサーを与えることで発想が生まれ、制作が早く進むといいます。

ストレッサーやプレッシャーは往々にして重圧と感じることが多いのですが、逆にそれらは単なる枠組みでしかなく、その枠組内で自分ができることの最善を尽くす、と思えば、ストレスはけっして不要なものではなく、むしろ自分のスキルを高めてくれるもの、と思えるはずです。

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