ストレスの耐性は人それぞれ

さて、ストレスと上手く付き合う方法の第5条では、自分のストレスを理解する!という項目を立てました。

何がストレスなのか?

これは大体、誰でも検討がつきます。

もちろん、人の数だけストレスの種類はありますが、大雑把に言ってしまえば人間関係、仕事関係、家庭内の問題、金銭問題、恋愛関係など、ある程度のジャンル分けは可能となります。

ここで不思議なのが、同じようなストレッサーを体験していながら、自分だけはストレスとなり、他の人はそれがストレスとならない場合があることです。

たとえば同僚と一緒にした仕事でミスが発覚、上司から一緒に怒られながらも同僚はその後、プレッシャーを一向に気にしない様子で次の仕事も大胆に進行させるけれど、自分はプレッシャーに対して萎縮してしまい、うまく仕事を進行できない、というようなケース、ありませんか?

ストレスには必ず個体差があります。

個体差が発生する理由は遺伝子的なことから経験値までさまざまあり、ストレスの種類による耐性にも違いがあります。

ここで大切なのは、自分と他人(例では同僚)とはストレスの耐性が違う、ということを理解することです。

同僚は怒られたことや次の仕事に対するプレッシャーに耐性があるけれど、自分にはその耐性がない、と理解し、けっして「自分も同僚のように頑張らなければ!」と思い込まないようにしてください。

耐性を強化することはけっして悪いことではありませんが、強硬にストレスを押し殺すような無理をすれば心身に悪影響が出ることは明らかで、それはまた、次の仕事のミスにつながります。

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