『病は気から』・・よく言われる言葉です。
病気は気の持ちようで、良くも悪くもなります。
例えば、37.0度の熱があったとしましょう。
『風邪をひいたっぽい、どうしよう』と思えば、熱は上がっていきます。
逆に『これぐらい、風邪じゃない』と思えれば、そこで止まって熱は下がっていくでしょう。
もちろん、必ずしもそうなるわけではありませんが、それぐらい気持ちが体に及ぼす影響は大きいのです。
気持ちが病原菌を追いやってくれます。
病気のときは不安にもなり、ちょっとの風邪でも『もうダメかも』なんて思ってしまいますよね。
それでも『大丈夫!!』と強い気持ちを持ってください。
気持ちには、不治の病だって、その進行を遅らせるぐらいの力があります。
薬も大事ですが、セルフコントロールすることで、薬以上の効果を上げることだってあるのです。
また、躁鬱などの心の病気にもセルフコントロールは有効です。
心の病気は、多くの場合、不安などが大きくなってコントロールできなくなる状態です。
そのような状態に陥ると、なかなか制御するのは難しくなるでしょう。
それでも『大丈夫!!』と自分に言い聞かせることで、良い方向に持っていくことができます。
様々な病気にセルフコントロールは効果があるのです。