一日のうちで一番リラックスできる時間、それは睡眠のときです。
その日の疲れをとるために、心も体も睡眠によって休ませます。
寝ないでいると休むことができずに、疲れが残ってしまいます。
しかし、寝ようとしてもなかなか寝付けないこともあるでしょう。
その日の緊張感が解けなかったり、その日の出来事の反省をしてしまったり。
心が落ち着かないと脳がいつまでも働き、眠りに落ちることができません。
その日が良い一日なら、充実感が伴い、良い眠りにつくことができます。
ただ、良くない一日だと思えば、後悔や恥辱の念が頭から離れず、寝られなくなってしまいます。
『なんであんなことをしたんだろう』『どうして上手くいかなかったんだろう』そのように悶え苦しみ、寝るどころではありません。
寝られなければまた疲れが抜けず、上手くいかない一日を過ごし、悪循環に陥ります。
明日に備えて、寝なくてはいけません。
そのためには、その日一日、後悔することがあったとしても、自分を労ってください。
『よくやった』と自分を褒めてあげるのです。
そうすることで、心もリラックスでき、脳にはα波が出てきます。
α波が眠りを誘い、質の高い睡眠をとることができるのです。
その一日が納得できるものでなかったとしても、そのときのベストは尽くしたはず。
頑張ったことは間違いなく、褒めるに値するでしょう。
寝る前に、今日の自分を褒めて、明日に向かうのです。