自分のことが嫌になってしまうこと、それが自己嫌悪です。
自己嫌悪はネガティブな感情で、陥るとなかなか抜け出せなくなることもあります。
一つの失敗や失望などから、自己嫌悪を感じてしまいます。
『あのとき、なんであんなことを言っちゃったんだろう』『あんな失敗をするなんて、ダメな奴だ』と落ち込みます。
自己嫌悪が過ぎると、何をしても失敗のように思えてくることも。
上手くいったことでも、『もっと上手くできたんじゃないか』と思ってしまい、満足できなくなってしまうのです。
自分の行いなどは反省すべきでしょうが、自分を嫌いにまでならなくてもいいでしょう。
自己嫌悪に陥りそうになったら、まず自分を許すことから始めましょう。
失敗しても、それを許すのです。
人間は不完全な生き物です。
だから世の中には何十億人もいて、助け合って生きています。
ですから、失敗に対して、そんなに責任を感じる必要はありません。
不完全なのが人間なのです。
また、自分が気にしていることでも、他人から見たら全然気にならない、ということだってあります。
気にし過ぎる必要もないのです。
自分の側にいるのは自分。
自分をよく知るのも自分。
そんな自分のことを嫌いになってしまっては、自分が可愛そうじゃないですか?
よく知る人に嫌われたら、好きになってくれる人なんていないかもしれません。
人にどう思われようと、自分ぐらいは自分を好きでいてあげましょう。
自己嫌悪なんて、自分を傷つけることはやめなくてはいけません。
不完全な自分でも、好きでいてあげるのです。