現実逃避を口に出してコントロールする

明日の試験に向けて勉強しなくてはならない。

そんなときに限って、部屋の掃除をしてしまうこと、ありませんか?

『まずは掃除をして環境を整えて、気分をすっきりしてから勉強しよう』などと大義名分を立てようとします。

掃除が終わると、もう夜中。

掃除の途中で好きな漫画が出てきてつい読んでしまったり、『明日の試験に向けては寝た方がいいだろう』と、結局勉強せずに寝ることになったりもします。

人はやりたくないことは、やろうとしません。

そこに言い訳を見つけて、どうにか回避しようとするのです。

しかし、それが良いことではないことぐらいわかりますよね?

結局、勉強しなければテストで良い点なんて取れず、それが将来に悪い影響を与えます。

そんなことは容易に想像できるはずなのに、掃除しているときはそんなことを考えもしません。

現実から逃げているのです。

現実逃避もコントロールしなくてはいけません。

ただ、そのときは現実逃避していることにも気づいていないはず。

ですから、そんなときは自分のしていることを口に出してみましょう。

『明日、試験だけど、部屋の掃除をしている』と。

口にすることで、客観的に自分の行動を把握することができ、『掃除している場合じゃない』と思えてきます。

自分の行動を口に出し、現実逃避をコントロールするのです。

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