攻撃行動は誰もが持っている本能

人間、ストレスが溜まるとつい鬱憤を晴らしたくなって攻撃的な性格になります。

個体差はありますが、激しい人だと酒を飲んで酩酊状態になった時、自分の拳がキズつくことも厭わず壁を殴ったり、あるいは自販機を壊すほどの衝撃を与えて結局は警察のご厄介、酔っ払いを入れる通称、トラ箱に入れられたり。

もちろん、そういった人たちが普段から攻撃的な性格であるとは限らず、むしろ、その攻撃性を隠したおとなしい人である場合がけっこうあります。

生物的な観点から見ると、この攻撃性、攻撃行動は恒常性、ホメオスタシスを保つために、時に重要な行動となることがあります。

自分の生命が攻撃によって危機に晒されると交感神経が活発化、アドレナリンが分泌されます。

このアドレナリン、「闘争か逃走か(fight or flight)」ホルモンと呼ばれるほど交感神経が活発化、興奮した状態で分泌されるもので生命を守るために重要な役割を果たし、文字通り、追い詰められたストレスに対応します。

現代社会、ホメオスタシスを保つためにアドレナリン全開になることはあっても、それが生命の危機まで発展している場合は特殊なケースを除いては滅多にあるものではありません。

しかし、依然として攻撃行動があるのは事実。

その攻撃行動を解消する良い方法があります。

関連記事(一部広告含む):