まずはストレスに対するリラックスから始めましょう。
喉が乾けば水を飲みたくなります。
でも目の前に水がないと、水が飲みたい、という欲求が高まり、水がない状態が続くとストレスになります。
ほとんどの人は水を求めて行動を起こし、水を手に入れて喉の乾きを癒やし、水を「おいしい!」と感じます。
これがもっとも単純なストレスとリラックスの関係。
水がなければ生命の危険に陥るので脳が水を要求するための指令を出します。
それが、水を飲みたいという要求であり、水が飲めない、というストレスです。
水が飲めないというストレスは水を求めるという行動を起こさせ、水を飲んで喉の乾きを癒やすと同時に体内へ水分を取り込むと「おいしい!」と感じさせるリラックス効果をもたらせることにより、人間だけでなく生物は生きるために必要なエネルギーを再び摂取する行動を取る学習を行うのです。
仕事に納期はつきものですが、この納期を守るというストレスがあるからこそ、納期までに仕事を終わらせようという力が働くわけですね。
納期を守らないと怒られる、あるいは仕事がなくなるという不安感がストレスの起因です。
ここで、怒られても平気、仕事がなくなっても構わない、という発想が生まれてしまえばストレスもなくなる代わりに納期を守るという行動も生まれなくなってしまうのです。