2種類のリラックス

リラックスという言葉は日常的に2通りの状況によって使い分けられています。

ひとつはストレスに対して。

もうひとつは緊張に対して。

ストレスが溜まったからリラックスが必要だ、というように。

または、緊張しているからリラックスしろ、というように。

結果的にはどちらも肉体的、精神的に安定した状態へ導くことになるのですが、対処法は大きく違ってきます。

簡潔に言ってしまえばストレスに対するリラックスは事後処理で、緊張に対するリラックスは予備行動となります。

蓄積されたストレスを解消するためにリラックスするのであり、緊張して収縮した思考や筋肉を弛緩(リラックス)させて目の前の事象に望むわけです。

リラックスを日本語にするとわかりやすいでしょう。

ストレスに対しては「くつろぎ」。

緊張に対しては「弛緩」。

この図式はストレスや緊張が悪でリラックスが善と思われがちですが、対極にあるからといって善悪ではなく、どちらも人間が生きる上で必要な要素なのです。

問題はどちらか一方に傾いてしまう時。

リラックスがうまく取れないと精神的、肉体的に大きな影響が出てしまいます。

その危険を回避するためにも、自分に最適なリラックス方法を見つけることが大切です。

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