メンタルヘルスは、繊細な問題です。
繊細であるがゆえに、少しでも対応を間違えると大変なことになってしまいます。
会社に一人、メンタル面が心配な社員がいたとします。
仕事や人間関係が辛くて精神的に落ちていても、誰もそれに気がつかないとただ落ちていく一方です。
気付いても『気持ちの問題なんだから、頑張れ』なんて無闇な励ましが逆効果になることもあります。
そしてその社員がメンタルヘルスを崩して休職や退職を余儀なくされると、今度はそれに責任を感じる人も出てきます。
『自分が気付いてあげられれば、こんな風にはならなかったのに』と。
そしてそれを気にしたりして、その人も落ち込んでしまいます。
そんな連鎖が会社に起きると、最悪の場合、その部署や会社が崩壊してしまうことだってあるのです。
会社は人の集まりなのですから。
崩壊させないためには、誰ひとりとして、メンタルヘルスを崩さないようにしなくてはいけません。
メンタルヘルスを崩さないような会社を目指します。
小さな企業であれば全体が見渡せますが、大きな企業となるとなかなかそうはいきません。
一人一人が自分や周囲の社員のメンタルを見て、少しでもケアができればそれは大きな力になるでしょう。
会社にも個人にも、そんな意識が必要なのです。