人にはやるべきことがたくさんあります。
社会に出れば、働かなくてはなりません。
働いて、その給料が食費や家賃になります。
家族がいれば扶養する義務もあり、そのためにも仕事をします。
会社員なら、ちゃんと朝早くに家を出て、嫌でも満員電車に揺られて遠くまで行かなくてはなりません。
そして気の合わない上司の顔色をうかがったり、何を考えているのかわからない部下に戸惑ったり。
主婦だって子供のために朝早く起きてお弁当を作ったり、毎日バランスの良い食事を考えたり、家事をこなしたり。
そのように、大人になるとやるべきことが多くあります。
毎日のことを考えると、気が重くなるでしょう。
『○○をしなければならない』
その気持ちがプレッシャーになります。
そして、そのプレッシャーに押しつぶされて、それがストレスになり心を病んでしまうのです。
しかし、本当にそれはしなければならないことでしょうか?
仕事をして給料を得ることは、生活するため、生きていくためです。
生きることは嫌なことですか?
養っていく家族は、大切なものではないですか?
毎日の家事だって、大切な家族が気持ちよく生活するためのものです。
自分自身も気持ち良く生活できるでしょう。
つまり、どれもしなければならないことではなく、その先には大切なものがあり、自らが選んでしていることなのです。
しなければならないことなんてないのです。
自分で選んでしていることなのですから、プレッシャーに感じることだってありません。
どうせなら進んで前向きに行いましょう。
それはしなければいけないことではなくて、実は全て好きでやっていることなのです。