人前に出るとき、緊張してしまう人は多いでしょう。
そんなときによく言うのは、手のひらに『人』という字を書いて飲む、というおまじないです。
『人を飲む』ということです。
あとは『目の前の人のことをかぼちゃだと思え』というのもよく言います。
確かにかぼちゃが相手なら緊張もしないですものね。
何かを人前で発表するとき、発言するとき、多くの人の目が注がれます。
『噛んでしまったらどうしよう』
『頭が真っ白になって、話すことを忘れてしまったらどうしよう』
『他の人は自分のことをバカにしているのではないか』
そんな風に考えてしまって、心も体も緊張してしまいます。
人前に出たくない、と思ってしまうかもしれません。
しかし、そもそも人前で話をするのはなぜでしょうか?
プレゼンだったり発表だったり、何かを伝えたくて話をするのではないのですか?
伝えたいことがあるのなら、それを伝えるために話しましょう。
噛んだって頭が真っ白になったっていいのです。
伝えたいことを伝えられればそれで。
間違えたらどうしようと考えるよりも、伝えるために声を出してください。
また、コンサートなどでも、お客さんは歌手をバカにするために行きますか?
歌を聴きたいから行くのではありませんか?
なら目の前の人々も、あなたの話を待っているのです。
その気持ちに応えられるよう、一生懸命伝えましょう。
くれぐれも、緊張している場合ではありませんよ。