人は1日に2万回以上も呼吸をします。
吸ったり吐いたりをそれだけ繰り返し、一生ではどれぐらいになるのでしょう?
当然ですが、生きていくためには呼吸は欠かせません。
緊張をほぐすときなど、深呼吸をすると落ち着きます。
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。
活動しているときは交感神経が働き、リラックスしているときは副交感神経が働いています。
呼吸をすることで交感神経の緊張がほぐれ、副交感神経が働いてリラックスできるようになるのです。
そのときのポイントは一つ。
腹式呼吸を行うことです。
背筋を伸ばし、お腹に深くゆっくりと息を吸い込みましょう。
そしてまたゆっくりと吐く。
これを数分繰り返すと、心も体もリラックスしてきます。
朝起きた際、夜寝る前、仕事の合間などいつでもできるので、意識して呼吸をしてみましょう。
落ち着ける場所で、目をつぶって、呼吸の意識をしながら深くゆっくりと。
禅でもヨガでも、腹式呼吸が大事だと教えています。
『息』は自らの心と書きます。
息の仕方一つで心を落ち着かせ、リラックスできるのです。
呼吸はそれだけ重要なものなのです。