動物と接することで、人はリラックスできます。
最近では病院や老人ホームなどで、動物を使ったアニマルセラピーが行われています。
アニマルセラピーとは、動物と触れ合うことでその人の精神的な健康を回復させたり、リラックスさせる効果があります。
リラックスをすることが、病気の治癒力強化に繋がったり、痴呆症の防止などにも効果があります。
研究では、犬を飼っている人の方が風邪などの軽度の病気にかかる率が低いのだそうです。
散歩に連れて行くので、健康にも良いという理由もあるでしょう。
しかし、それよりも『幸せホルモン』と呼ばれるオキシトシンというホルモンが影響していると言うのです。
オキシトシンは犬と遊んだりすることで分泌されます。
これが分泌されると安らぎや愛情を感じ、幸福感をもたらしてくれるのです。
そして穏やかになり、リラックスします。
動物と触れ合うことで、そのような効果があるのです。
ただ、自分勝手に動物と触れ合ってもダメです。
そこには良好な関係がないと、効果はありません。
犬がストレスを感じるようでは、私たちのストレスも解消できないのです。
犬があくびをしたり、名前を呼ばれても反応しなかったりするのはストレスを感じているサインです。
そういうときはそっとしておきましょう。
お互いにリラックスできる関係を築かなくてはいけませんから。