人は緊張しやすい生き物です。
何かに挑戦しようとするとき、何かを成し遂げようとするとき、普段のちょっとしたときでも緊張してしまいます。
緊張すると心や体がこわばります。
適度な緊張なら構いません。
しかし過度に緊張してしまうと、そのこわばりから体も心も柔軟さを失います。
そして当たり前のことでさえできなくなってしまうのです。
心の緊張は冷静さを失い、普段ならしないような失敗をしてしまいます。
素っ頓狂なことを言ってしまったり、するつもりもないことをしてしまったり。
体の緊張は普段なら普通にできるようなこともできなくなります。
無意識にやっているようなこともできなくなり、歩き方ですら忘れてしまいます。
適度な緊張でピンと張った糸は、張りすぎると切れてしまうのです。
ある程度はリラックスしていなくてはいけません。
一流のスポーツ選手は、リラックスする術を知っています。
野球でもサッカーでも、力を入れるのは一瞬でいいのです。
そこに行くまでの過程でいかに力を抜けるか、いかにリラックスできるかが重要になってきます。
体も心も緊張を解く・・どんな場面でもそれが大事なのです。
大事な仕事の前にも、普段の何気ない生活の中でもリラックスを心掛けましょう。