試作は発明センスの向上にもつながる!アイデアを形にする

身の回り品の改良発明的なアイデアであれば、それを自分で試作して、さらに自分で企業に売り込むということが望ましい。というか、そうすることにこそ、醍醐味があるのだ。特に、ここでは「物の発明」のなかでも「小物発明」について述べているので、なおさら、自分で作ることに意義を感じてもらいたい。そういうわけで、ここからは基本的に、試作も自分で行うという前提で、話しを進めていく。

発明の試作といっても、プロ級の作品をつくることはない。綺麗な試作品ができるに越したことはないが、美術展覧会に出展するわけではないのだ。要は、試作品のコンセプト(同時に、構成・構造・効果など)が分かればよいのだから、まずは自分の考えているアイデアを自分で形にすべきなのだ。また、そうすることは発明センスの向上にもつながるので得策である。 続きを読む 試作は発明センスの向上にもつながる!アイデアを形にする

基本的には、発明者自らの手作りが望ましい!アイデアを形にする

アイデアの試作を「工場」や「製作所」などに依頼すると、当然それだけ高くつく(費用)ことになる。特に、試作品のように、これまでに世の中になかったものを工場や製作所などで造らせる場合、試作品の型を新しく造る必要があるため、その負担は個人には少々、大きなものになってしまう。つまり、試作品の製作を1個頼むにせよ、複数個頼むにせよ、「型枠代」そのものがまずは高いというわけだ。

だから、小物発明においては、アイデアの試作を依頼する場合でも、型枠の製造工場などよりは、発明試作を専門にしている所(業者)のほうが、何かと融通がきくだろう。 続きを読む 基本的には、発明者自らの手作りが望ましい!アイデアを形にする

試作品があれば売り込みの際にも断然有利!アイデアを形にする

個人発明家であれば、発明アイデアは是非とも、自らの手で試作してもらいたい。まだ形になっていないアイデアは、それが実際に考えているように機能するのか、あるいは期待される効果が出るのかを確かめるためにも、一度自らの手で形にする必要があるのだ。その結果、考えていたような効果はなかったということも、あるかもしれない。

あるいは、試作品を作ったことで、その発明の中に、もっと発展的な応用法が見つかったりと、思わぬ副産物を得ることだってある。とにかく、試作を通しての実験が大事なのだ。実験で何らかのデータが得られるものであれば、それらも記録しておく。 続きを読む 試作品があれば売り込みの際にも断然有利!アイデアを形にする

生活の知恵を形にするという発想!アイデアを形にする

発明の対象には、「方法」と「物」とがある。何かのノウハウといっても、それには形が無いように、「方法の発明やアイデア」の場合は、もともと形には表せられない。ここで対象にしているのは、「物の発明」である。だから、アイデアを世に出すうえで、まずは実際に、それを具体的な形にしてみることが大事になる。

高度な「物」の発明では、試作も大変な作業となるだろう。しかし、この本で扱っているのは「小物発明」だ。それは、これまでも何回か紹介してきた「ダイエットスリッパ」や「バンダナ風よだれかけ」など、〔身の回り品の改良を中心とした小規模な発明〕といえるものだ。そして、ヒットしたアイデア商品は、往々にして主婦発想の発明であることが多い。 続きを読む 生活の知恵を形にするという発想!アイデアを形にする

楽しくなければ、個人発明は実らない!アイデアを権利化する

創意工夫に長け、生活の中の不便さを自らのアイデアや小発明で解消している人たちがいる。また、純粋に発明を趣味にしている人たちも意外と多い。

ところが、こういう人々はとかく、オタクとかマニアだと思われていたり、また趣味の発明にしても、お年寄り(年配者)の実用的な趣味といった、少々偏ったイメージで見られてきた。たしかに、個人で発明に取り組む人たちの中には、自称「発明工作マニア(発明オタク)」がいたりもする。それに、発明を知的な趣味として楽しむ奥様連中もいるし、また発明道楽に打ち込む定年退職組もいる。でも、それはそれで結構ではないか。 続きを読む 楽しくなければ、個人発明は実らない!アイデアを権利化する

猫とツキと干支の性格

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