はじめての本格的な発明体験!アイデアを形にする

何か特殊な用途にしか使われなかったり、一部の人の気しか引かないような、マニアックなものよりかは、もっと大衆に受けそうな、それでいて製作コストもそれほど掛からないような、そんな小物発明を手がけてみたい、と強く思うようになった。それが、いまから4年ほど前の、1996年(平成8年)2月頃のことであった。

そんなある日のこと、パソコン好きの友人から、インターネットやパソコンの見本市に誘われ、とりあえず、幕張メッセの会場で待ち合わせを約束した。 約束の日・2月24日は、2月の中でも、かなり寒い日であった。 続きを読む はじめての本格的な発明体験!アイデアを形にする

アイデアが熟すためにも試作は重要なステップ!アイデアを形にする

たまたま、友人のなかにも同じように、治療院の先生からいろいろと試作を頼まれてきたという者がいる。その友人に治療器具の試作を頼んでいたM先生は、実は東洋医学の世界では大変に有名な人(既に他界)だった。しかも、友人の試作による、その治療器具は、いまでも治療家の世界では、画期的なアイデアとしてよく話題になるものだ(それが何かはあえて伏せておく)。

手先の器用なその友人は、やはり自らもいろいろな治療器具をつくり、それらをアピールするようになった。とくに、弱電分野に強かったので、電子部品を使った治療具を作ることが多かった。市販されている健康器具などを分解する機会があると、さっそく中を開いて、次に作るもののヒントにしたりもした。 続きを読む アイデアが熟すためにも試作は重要なステップ!アイデアを形にする

治療院専門の便利屋!アイデアを形にする

実は、私は治療院のスタッフでもあった。人間の医学とか、健康とか、また治療にも興味があったので、ある時期には、いろいろな治療家の先生のところで働いたりもしたのだ。先ほど述べた、N治療院でも整体治療の助手をさせていただいていた。

ところで、治療院には多くの治療器具があるものだが、毎回大勢の患者さんによって使われているうちに、だんだん傷んでくる。電気治療具なども断線したり、部品が磨耗したりと、どこか不良箇所が出てくるものである。それを見つけて一回でも、直したりすると、「そんなに器用なら、これも直せないか」といろいろなものを持ってこられる。 続きを読む 治療院専門の便利屋!アイデアを形にする

治療家は創意工夫が命!アイデアを形にする

お灸の器具を工夫して使っている院長先生の話が出たので、こんどはユニークな鍼治療を行っている院長先生の話もしてみよう。

横浜のO治療院の院長は、それこそ「創意工夫」という言葉が好きで、ユニークな治療器具をこれまでにも幾つか発明してきた。たとえば、耳を掃除する綿棒が取りつけられるモーター内蔵の器具(この器具に綿棒をはめたうえで、綿先の部分を耳に入れて回転させるのだという)や、石鹸を入れるプラスチックケースにタワシが付いているもの(これで体を洗えば、石鹸と一体になっているので便利ということ)などだ。 続きを読む 治療家は創意工夫が命!アイデアを形にする

治療家には発明家の素質もある?!アイデアを形にする

治療家といっても、それには鍼灸師、柔道整復師、マッサージ師、整体師、カイロプラクティック師など(他にも)、いろいろなものがある。

いま、日本では、病院より身近に相談を聞いてもらえることや、じっくり体を診てもらえるということで、こうした治療院に通う人はかなり多い。ちょっとした頭痛や腰痛だけで、病院に行って診てもらうのは気がひけても、治療院なら通いやすいということもあるのかもしれない。それに、最近の治療院では、クイックマッサージをはじめ、もっとエステ感覚に近いアロマテラピーやオイルテラピーなども取り入れるようになってきたので、治療というよりは養生としても、気楽に行けるようになったのだろう。 続きを読む 治療家には発明家の素質もある?!アイデアを形にする

猫とツキと干支の性格

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