猫の額とは狭いことのたとえです。
しかし、猫の額ってどこでしょうか?
辞書をひくと、額とは眉と髪の生え際の間をさす、と書かれています。
猫の顔を見てみると、まず眉はありません。
そして全体的に毛で覆われているので、髪の生え際もないです。
そもそも、髪の毛がありません。 続きを読む 『猫の額』の意味
猫の額とは狭いことのたとえです。
しかし、猫の額ってどこでしょうか?
辞書をひくと、額とは眉と髪の生え際の間をさす、と書かれています。
猫の顔を見てみると、まず眉はありません。
そして全体的に毛で覆われているので、髪の生え際もないです。
そもそも、髪の毛がありません。 続きを読む 『猫の額』の意味
意味としては『誰もが』というような言葉です。
『一休咄』の中に一休禅師(⇒ 一休禅師の言葉)の歌として、この言葉が出てきます。
『生まれては死ぬるなりけり、おしなべて釈迦も達磨も猫も杓子も』
釈迦も達磨も猫も杓子も、みんな生まれて死んでいくのだ、という歌です。
杓子というのはしゃもじのことですが、なぜ猫と杓子が並列で書かれているのでしょうか? 続きを読む 『猫も杓子も』の意味
猫にまつわることわざはいくつもあります。
『猫を被る』というのは『本当の自分を隠して大人しく見せる』という意味です。
猫は本来、獰猛な動物です。
可愛い顔をして、ねずみやせみなど、狩りをして獲物を捕らえます。爪も隠していますし。
それに最強の肉食動物、ライオンも、トラもネコ科です。 続きを読む 『猫を被る』の意味
『借りてきた猫』という言葉があります。
『いつもは我が物顔でいるのに、よそから連れてきた猫のように大人しい』という意味で使われます。
ねずみを捕るために猫を貸したのだが、貸した家では大人しくなってしまい、ねずみを捕れなかった、ということから出来たことわざだと言われています。
猫はテリトリー意識が強い生き物ですが、一歩そこから出ると、途端に不安になります。
自分のテリトリーでは我が物顔で歩いていますが、外の世界ではなかなかそうもいきません。 続きを読む 『借りてきた猫』の意味
猫が手で顔を洗っている姿は、何とも言えず可愛いです。
『猫が顔を洗うと雨が降る』と、よく言われます。
猫は湿気を嫌います。
髭がレーダーの役割をしているのですが、湿度が高くなると髭が湿って下がってきてしまい、その機能が鈍くなります。
髭は常にピンと張っていなくてはなりません。 続きを読む 猫が顔を洗うと雨が降る