攻撃行動は誰もが持っている本能

人間、ストレスが溜まるとつい鬱憤を晴らしたくなって攻撃的な性格になります。

個体差はありますが、激しい人だと酒を飲んで酩酊状態になった時、自分の拳がキズつくことも厭わず壁を殴ったり、あるいは自販機を壊すほどの衝撃を与えて結局は警察のご厄介、酔っ払いを入れる通称、トラ箱に入れられたり。

もちろん、そういった人たちが普段から攻撃的な性格であるとは限らず、むしろ、その攻撃性を隠したおとなしい人である場合がけっこうあります。

生物的な観点から見ると、この攻撃性、攻撃行動は恒常性、ホメオスタシスを保つために、時に重要な行動となることがあります。

自分の生命が攻撃によって危機に晒されると交感神経が活発化、アドレナリンが分泌されます。 続きを読む 攻撃行動は誰もが持っている本能

アロマのリラックス法は自ら試すのがベスト

音楽はホメオスタシスのプリミティブな部分に直接シンクロさせる有効なリラックス方法ですが、日本ではすっかりリラックス方法として定着したアロマはどうでしょう?

植物から採取した精油の香りで気分を和らげる方法ですね。

アロマによるリラックスの根拠は、フランスのアロマテラピー、精油による自然療法や芳香療法が始まりで、実際、フランスでアロマテラピーを行っているのは医師であり、アロマを販売しているのは薬局です。

しかし、日本では雑貨扱いですし、日本でアロマテラピーの資格は簡単に取得することができます。

日本におけるアロマは微妙な立ち位置ですね。

確かに精油には交感神経と副交感神経を活動させる作用があります。 続きを読む アロマのリラックス法は自ら試すのがベスト

心拍数とシンクロさせるリラックス音楽

お風呂場に限らず、音楽は副交感神経を作動させる有効なリラックス方法のひとつです。

ゆったりとした曲を聞いているといつの間にか眠ってしまうことがありますね。

これ、曲がつまらないというわけではなく、ゆったりとしたテンポに心拍数がシンクロし、心拍数が下がる、つまり活動状態から睡眠状態の心拍数へ変わることから眠くなるのです。

ゆったりとしたテンポの曲を聞くと交感神経による心拍数が副交感神経の心拍数になるということですね。

人間の心拍数は幼児で80前後、成人で60~70、高齢者で50~60といわれています。 続きを読む 心拍数とシンクロさせるリラックス音楽

お風呂は体温より少し高めの温度でゆっくりと

お風呂はリラックス効果を高める有効な手段として知られていますが、やはり正しい方法の根拠を理解していないと、心身のリラックスにつながらないだけでなく逆に疲れてしまうことがあります。

熱いお湯に浸かった時の交感神経の活発化もそのひとつですね。

だから逆に、朝、目覚めの悪い時、身体を強制的に活発化させるためには熱い湯に入ることが効果的となります。

さて、交感神経の活動から副交感神経へと活動を切り替えるための最適なお風呂の温度は人間の体温より少し高い38~40度と言われており、この湯に20~30分浸かることで血管の拡張が行われ、血行が良くなっていきます。

でも20~30分という長さ、気の短い人にはかなり苦痛となる時間ですね。

そこでリラックス・バスタイムに使いたいのがBGM。 続きを読む お風呂は体温より少し高めの温度でゆっくりと

お風呂は何よりのリラックス法

副交感神経を活動させる最適な方法は睡眠をよく取ること。

睡眠をしっかり取っておけば、また交感神経も活発に活動できるので頭の回転も働き、意欲的に行動できるのでストレスにも対処できますね。

しかし現代社会、なかなか睡眠がしっかり取れないから、その分、リラックスする方法が次々と考えだされています。

ネットのなかにはリラックス方法の情報が溢れ返っているので、ここでそれらを紹介するよりも自分に取って効果的な方法を見つけるのがベスト。

ここでは溢れ返っているリラックス方法を交感神経と副交感神経の観点から検証し、状況別で有効的なリラックス方法をご紹介しましょう。

リラックス方法でよく取り上げられるのがお風呂。 続きを読む お風呂は何よりのリラックス法

猫とツキと干支の性格

Copyrighted Image