カエルの置物も招き猫同様、金運を招く縁起物の1つとされている。
というのは、「財布から出ていったお金がまだカエル」、あるいは「栄える」(サカエル)といった、いわば語呂合わせの縁起物となっているわけである。
そのため、財布の中に入るような、小さなカエルのオブジェが金運あやかりグッズとして、それこそ飛ぶように(この場合は跳ねるように、か・・・)売れていたこともある。
もっとも、単なる語呂合わせだけではない。カエルは、風水などでも昔から吉祥の動物とされていた。
しかも、3本足のカエルが特に霊性の高いものとして尊ばれていたのである。
そこで、カエルの置物を、招き猫と同じように家の玄関に置いておくのだ。
招き猫の場合は人や金を招くのが常だが、カエルの場合は使ったお金が返ってくるというわけだ。
そして、そのカエルの置物に対して、外出するときには、「今日も、外に出て行くお金が何倍にもなってカエル(返る)ことができますように」と願を掛け、帰宅したときには「今日も、無事にカエル(帰る)ことができました。ありがとうございます」と、一日の行いを振り返る(省みる)とともに、感謝の言葉を掛けるようにするとよい。